白十字ホーム・白十字八国苑・あきつの里 運営理念
白十字ホームは、1967(昭和42)年6月に東京都内で10番目の特別養護老人ホームとして開設しました。開設以来、地域との連携を大切にし、利用者と地域との交流、年間延べ5000名を超えるボランティアの協力、子どもたちや障害を持つ方たちとのささやかでも継続的な活動などに取り組んでいます。
白十字ホームは高齢で障害を持つ利用者のみなさん、ご家族、地域のみなさんが安心して、いきいきと心ゆたかに住みなれた地域でくらし続けることを支える、頼れる力となることを目指しています。
高齢者福祉をすすめるための基本的認識
現代の高齢者は、我が国の激動の近代史および現代史を直接担った人々であり、その生き証人です。
在宅福祉サービス、施設福祉サービスを必要とする高齢者は「高年齢障害者」です。
高齢者福祉施設は、高齢者が人間らしく生き、市民として生活する場であり、施設の主人公は高齢者であります。
高齢者福祉施設に働く職員は、高齢者の生活支援者であり、基本的人権の擁護者であります。
白十字ホーム事業運営の目標
「人間らしい生活」の具体化のための生活援助を行います。
個人の尊重、自由、平等、生存権などの基本的人権の保障に留意した生活援助を行います。
地域生活としての利用者の生活援助と、社会交流の場、相互支援の場としての施設づくりを目指します。
細心の注意と「思いやり」「いたわり」に満ちた生活援助を行います。
整理、整頓、清掃が行き届き、安全で快適な生活環境の確保につとめます。
高齢者福祉の担い手としての役割と責任を自覚し、自己研鑽に意欲を燃やす専門職としての職務を遂行します。